Googleのオススメで、この記事を読みました↓
増加する“隠れ専業主婦”とは?
もともと女性就業者に占める非正規の割合は高く、2018年も53.8%と全体の半数を占めている。この中には会社員の夫の扶養に入っている年収が130万円(社会保険料負担が発生)未満の女性も入っている。女性の非正規社員の3人に1人が夫の扶養に入るための就業調整をしているとの調査もある(2017年「就業構造基本調査」)。いわば“隠れ専業主婦”が増加していると見てもいいだろう。
記事によると、働きながらも夫の扶養に入っている人を「隠れ専業主婦」としています。
隠れ専業主婦なんて言い方する必要ある?兼業主婦じゃないの?と、モヤモヤしてしまいました。
「隠れ専業主婦」なんていい方は、頑張って働いている人に失礼じゃないかと思います。
あと、「隠れ専業主婦」という言葉は、「本当は専業主婦だけど、みんな専業主婦とは言いたくないんだよね。」という悪意が感じられます。専業主婦の方にも失礼。
最終的に、女性も働きたいと思えるワークライフバランスを大切にした働き方をしていこうね、って結論になるんですが、そこにたどり着くまでの文章の端々で、女性が悪い、やる気がない的な雰囲気を感じちゃって、とてもモヤモヤしています。
とくに小売業や飲食・接客業の人事担当者からは「正社員にならないかと誘っても、今よりも責任が重くなること、長時間働くことを嫌がる人が多い」という話をよく聞く。
仕事の責任をとる、が「もし何かあったら自分で対応しなきゃいけない」イコール長時間労働しなきゃいけない、という認識を持っていると思います。だから、何かあったときに対応できない自分は正社員にはなれないって思っている兼業主婦の方が多いんじゃないかと思います。
純粋に責任重くなるから嫌だなって思ってる人がどれくらいいるのかは分かりません。一番下っ端の社員がどれだけ責任を背負わされているのか知りません。パートがどれだけ楽なのかも知りません。
それでも、「責任が重くなるのが嫌」と「長時間働けない」を同等に扱って欲しくないな、と思います。前者は個人の気持ちで、後者は個人にはどうしようもできない理由だから。
Googleがこの記事をオススメしてくるもの嫌だし、この記事をオススメされている自分も嫌だし、記事を読んで過剰に反応してしまう自分も嫌だし…
今は自分で働かないことを選択しているけど、こういう記事を読むと「働け働け!」ってせかされている気持ちになります。保育園の合格通知が来ない限り、働くこと自体も難しいのですが…
悩ましいです。