こんにちは。第2子妊娠中のsyu_reiです。
あなたは「母乳バンク」って聞いたことありますか?
私は、つい先日「母乳バンク」というものがあることを初めて知りました。
母乳バンクとは、ドナーとなる方から母乳を集め、適切な処理をして保存し、母乳を必要とする赤ちゃんに届ける組織です。
母乳が必要な赤ちゃんって?
完全ミルクでの育児も肯定されている中で、特別に母乳が必要なの?
と思ったのですが、1500g未満で小さく生まれた赤ちゃんにとっては、粉ミルクより母乳の方が未熟な腸管に負担がかかりにくく、腸管を発達させる作用が期待されているそうです。
小さく生まれてしまった子には母乳が必要みたいです。
小さく生まれる場合は早産なので、お母さんから母乳が出ないことが多そうです。
私は母乳がよく出るほうで、子どもは飲むのが下手でした。
産後2か月くらい、吸わせてみても飲まないので粉ミルクを与え、胸が張るので搾乳して泣きながら捨てていました。
搾乳して捨てるのは、精神的にとてもつらかったので、ドナーミルクとして有意義に使ってもらえるのはありがたいと思います。
2人目を産むときは協力したいと思い、ドナー登録をしようとしたのですが、2020年10月時点では、一時的に登録を休止していました。
処理できる量以上のドナーが集まっているそうです。
なんてすばらしいことなんだろう!
素晴らしい取り組みだと感じたので、母乳バンクについて紹介させてもらいます。
(ちなみに、8月にチェックした時すでにドナー登録を休止していて、今も休止状態なので、しばらくはドナー登録再開しないのかもしれないです。)
母乳育児について
母乳育児のメリットは
1)病気(中耳炎)にかかりにくくする。
2)栄養のバランスが良く、消化に良い。
3)腸内で正常細菌を増殖させる。
4)母体の回復を早める。
5)ミルクアレルギーを起こしにくい。
6)子の情緒を安定させる。
7)乳がんになりにくい。
8)母親の情緒を安定させる。
9)IQが高くなる。
10)概日リズムを整える
とたくさん挙げられています。
「IQが高くなる」は初めて聞きました。真偽不明だそうです……
産院で、母乳育児についての希望を聞かれますが、挑戦してみて足りなければミルクで、という流れが一般的だと思います。
厚生労働省が「授乳・離乳の支援ガイド」というものを公表しており、興味深いです。
ミルクの成分が母乳に近くなってきて、ミルクを使用する人が増えているのかと思っていたのですが、平成17年と平成27年の
- 母乳育児
- 混合育児
- 人工栄養
の割合を比べてみると、平成27年の方が母乳育児率が高いです。
子どもが3か月の時の母乳育児率は、平成17年が38.0%で、平成27年が54.7%です。
母親の健康状態がよくなったということなのでしょうか。
母乳神話ってどこから来たんでしょうね。
母乳バンクについて
欧米では母乳バンクが常識だそうです。
日本母乳バンク協会は、その前身を2013年10月、昭和大学小児科研究室内に設立された「母乳バンク」に由来します。この小さな「母乳バンク」は、現在も、極低出生体重児に「善意のドナーミルク」を与えることで、小規模ながら確実な成果を上げてきております。
日本ではあまりなじみがないですが、十分なドナーが集まるくらいには認知されているようです。
まとめ
第1子を出産して初めて、妊娠・出産に興味を持つようになった気がします。
流産の危険性とか、不妊治療とか、もっと知る機会が一般的になるといいですね。
第1子を出産した時に、ちょうどNHKで「透明なゆりかご」のドラマをやっていました。見ていて涙が止まりませんでした。
産後すぐにみるドラマじゃないな、と思いつつ、見始めると止まりませんでした。
妊娠・出産については、どのタイミングで学ぶのが適切なのか……難しいところだと思います。成人式のタイミングでやったらどうかしら……
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